名古屋市南区の特徴を解説!現存する最古の「南区」って本当?
名古屋市の南部に位置する「南区」。開発が進み新しい発展を続ける一方で、名所や旧跡が数多く残されており、昔の趣が残る町並みを楽しめます!
名古屋市南区ってどんなところ?
南区は、明治41年に名古屋市に区制が引かれ発足。大正10年に愛知郡呼続町及び、笠寺村が南区に編入され、現在の南区域になりました。
日本全国には20の指定都市があり、そのうち13の都市に「南区」があります。これは指定都市内の区名としてはもっとも多く、名古屋市南区は発足100周年を超える“現存する最古の「南区」”なのだとか!
そんな名古屋市南区について、まずは基本的な情報をチェックしていきましょう!
南区の人口は、およそ13万人
南区の人口は、名古屋市16区のなかで10番目となる134,471人(令和3年3月1日現在推計人口)です。それに対して、区域面積は18.46k㎡(令和3年3月1日現在)で、名古屋市内で7番目に大きな区。比較的、ゆったりとした都市生活を満喫できそうですね。
電車やバス、車もOK!移動手段はお好みで
南区には区内を南北に走る「名鉄名古屋本線」をはじめ、「JR東海道本線」「地下鉄桜通線」など、多くの路線が整備されています。利用客の多い笠寺駅から名古屋駅までは、およそ12分というアクセスのよさ!駅周辺は飲食店はもちろん、公園や保育施設なども多く、子育て世代にも生活しやすい環境が整っています。
さらに南区には名古屋市内を運行する「市バス」が巡回。最寄り駅まではバスを利用できます。また、区内には「名古屋高速3号大高線」「国道247号線」なども整備されているので、車での近隣地域への移動もしやすいのがうれしいポイント!
真っ赤なシンボルマークの意味とは?
目の覚めるような明るい色が印象的な、南区のシンボルマーク。方角の南を表す「朱雀」と、区民の「情熱」の色である“真紅”を取り入れているのです!
さらに、中国から伝わる古典『荘子』から、「図南鵬翼(大事業を行おうとする志)」をデザインで表現。ミナミの「ミ」にも見える3本線は、それぞれ「調和」「団結」「発展」への想いが込められているのだとか!
未来に向けて飛翔を続ける街の姿が、シンボルマークにも表れているんですね。
区の花は、夏の代名詞!
8種類の候補から選ばれた、南区の花「ひまわり」。属名「Helianthus(ヘリアンツス)」には「太陽の花」という意味があり、明るいイメージを連想させることから選ばれました。
南区には、ひまわりの名前にちなんで、「暇回散歩道(ひまわりさんぽみち)」という散歩コースもあるのだとか!区民の意見をもとに設定された散歩コースは、町の歴史や自然などを生かしているので、歩くだけで南区の魅力がたっぷり感じられるのではないでしょうか?
区の木は「クスノキ」。その理由は案外シンプル!?
南区の木は「クスノキ」です。制定された理由は、なんと「南」と「木」を組み合わせると「楠」という字になるから!意外にも、シンプルな理由で納得です。
区内の神社や寺院にはクスノキが数多く植えられており、町中でその香りを感じられそう。南区楠町にある村上社の境内では、名古屋市の天然記念物にも指定されている“樹齢千年の巨大なクスノキ”を見られますよ!
旧街道沿いには笠寺観音!史跡散策も楽しめる♪
「笠寺観音」をはじめ、貴重な史跡が数多く残る南区は、その歴史を知れば知るほど町の魅力を感じられます。昔ながらの雰囲気を味わえる史跡散策に出かけて、さらに南区について掘り下げていきましょう!
縄文・弥生時代はほとんどが海だった!?
縄文時代や弥生時代にさかのぼると、南区エリアのほとんどが海で「あゆち潟」とよばれていたのだとか。南区の西側に広がる低地部は、江戸時代後期から明治時代にかけて干拓による新田開発が進み、現在の南区の区域が次第にできあがっていきました。
土器などの遺物は「見晴台考古資料館」で見られる
弥生時代後期から残る、笠寺公園内の「見晴台遺跡」。見晴台考古資料館では、見晴台遺跡に関する資料の収集、調査研究、竪穴住居の復元展示が行われています。
遺跡にまつわる常設展のほか、実際の発掘作業に市民が参加できる「市民発掘」や、出土した土器の水洗いなどの整理作業を市民が行う「市民発掘室内編」など、さまざまなイベントが開催されています。めったに経験することのできない遺跡の発掘作業を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
名古屋市内に現存する唯一の塚が南区に!
慶長9(1604)年に徳川幕府が主要街道を整備したときに、一里(約4km)ごとに塚を築き、その上に木を植えて道しるべを作ったとつたえられています。
大樹となったエノキがある「笠寺一里塚」は、名古屋市内に唯一残る塚。旧東海道の風情を感じられますよ!
南区のインテリア雑貨店や喫茶店も見逃せない!
南区には施設やお店など、魅力的なスポットがたくさんあります。町を盛り上げる施設やお店を見ていきましょう!
「日本ガイシスポーツプラザ」周辺は大にぎわい!
国内でも有数の規模を誇る「日本ガイシスポーツプラザ」では、スポーツ競技大会やコンサートなど、各種イベントが開催されています。
名鉄名古屋本線「大江」駅、「笠寺」駅から徒歩15分、JR東海道本線「笠寺」駅からは徒歩3分の場所にあり、イベント開催時には施設周辺がにぎわいを見せます。
ピンクの壁が目印!エレガントな家具が勢ぞろいのインテリアショップ
フランスやイタリアを中心とした輸入家具や自社生産のオリジナル家具など、豊富な品ぞろえのインテリアショップ「Re-L SHOP(リエルショップ)本店」。エレガントやクラシックのテーマで部屋を統一したい方にとって、まさに “理想を叶えられるお店”なのだとか!
日常とは少し違う雰囲気を味わいに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
「Re-L SHOP」についての詳しい情報はこちら
https://mina.nagoya/magazine/area/shop/re-l-shop/
50年続く喫茶店で地元の温かさを感じて…
定食や創作料理に力を入れている喫茶店「喫茶シエスタ」があるのも南区です。喫茶店では珍しくガッツリのご飯メニューが味わえるのも、日本料理の板前歴30年以上のマスターだからこそ。栄養バランスを考えた料理は、体も心も満たしてくれますよ。
家庭的であたたかいお店に、ぜひ癒やされてください!
「喫茶シエスタ」についての詳しい情報はこちら
https://mina.nagoya/magazine/area/shop/kissa-siesta/
心や体の悩みを相談できる漢方薬局も!
密接につながっている、心と体。そんな不調を感じたら、気軽に相談できるのが「福井薬局」です。
個室のカウンセリングルームがあり、プライバシーも守られながら安心してカウンセリングを受けられます。生活習慣の乱れやストレスなどからくる体のSOSや、不妊治療の相談に親身になって対応してくれます。不調を感じたら、まずは気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
「福井薬局」についての詳しい情報はこちら
https://mina.nagoya/magazine/area/shop/fukuiyakkyoku/
車のあらゆる相談に親身に対応する町の修理屋!
車の傷やヘコミ、事故車の修理などは「Y’sラポール」へ。板金から塗装、磨きまで修理を手掛け、即日入庫で対応可能です。すぐに修理したいときや、初めての修理で料金に不安がある場合も、親身になって相談にのってくれますよ。
さらに、車に模様を塗装するカスタムペイントは県外からの依頼も多数。客のこだわりや意見を生かしながら、丁寧な話し合いを通して、自分だけの車やバイクを作ることができます!
見積もりは無料なので、車のお困りごとがあればぜひ相談してみてください。
「 Y’sラポール」についての詳しい情報はこちら